※画像編集中で、文章だけで記述しております。※

■□■ 「鏡」「鏡の位置」はときどき変えた方がいいようです。 ■□■

地下鉄でドアのガラスが鏡になって、不意打ちで自分の顔を見た瞬間、カフェやホテルの
お手洗いでふと鏡に映った自分の頭部を見た瞬間、


「あれ…、こんなところにシミが!!」
「なんかこれ、白髪!?(゚д゚)!  いつの間に!!」
「なんか、私の顔、たるんでる!?」

ギャー―!!!と悲鳴をあげたくなります。

……女性あるあるではないでしょうか。


『眠りのサロン立夏』セラピストの西岡利子 です♪♪


私は自分の部屋の窓辺に鏡と椅子を用意してそこでメイクをすることが多いのですが、
ときどきメイクをする「場所」そして「鏡」を変えるようにしています。

「場所」、を変えるのは、場所ごとに光(照明や窓から差し込む日光)の加減がある
からです。
「場所」を変えると光源が変わって、同じものでもまったく違う見え方をすることが
ありますよね。

シミ、しわ、白髪など女性にとってにっくき存在も、光の加減や角度で、まったく
見えないことがあるのです!!

「鏡」も同じで、鏡の大きさや縁の色の違いで顔色や輪郭の印象が変わってしまうよう
なんです…

大きくて縁が濃い色の鏡だと顔が小さく、色白に見える気がしますし、小さくて縁が
淡い色の鏡だと、顔がぼーんと大きく見えるような気がします…

同じ「場所」と「鏡」で毎日毎日メイクしていると、同じ光源と同じ状況の鏡でしか
自分の顔を見ないので、シミやしわ、白髪が出ていても気づかず、ちょっと太って
たるみも出て来てしまっていても、鏡のデザインでそれを見逃す、ということがあるの
ですね!

私も、先日一泊出張で宿泊したホテルでメイクしていたところ、シミを見つけて

ギャー―!! と…

家に帰っていつもの場所と鏡でチェックしたところ、よくよく見ないと見つけられません
でした。

が、別の部屋に行って自然光で顔を見ると、やっぱり…ある!!

にっくきシミが!!

ここのところ忙しくて、メイクの場所や鏡を変えるのを怠っていた結果です…汗

メイクをする「場所」と「鏡」を定期的に変えることで、自分の視界を新鮮にすること、
すなわち他人の視線を作る、ってとっても重要なんですね!

ドレッサーなどをご愛用で、簡単に動かせない…という方は、手鏡を持って場所を移動し、
ご自身の素顔やメイク後のお顔をチェックすることで対応できるかと思います。

また、あまり堂々とするのは美しくないですが、長時間過ごすオフィスなどでも、
そっと自分の顔をチェックしておくのも大切です。
自宅とオフィスでは、照明がまったく違いますもんね。
女性は色んな事に意識を向けないといけないので本当に大変…

ですが、面倒と思わず、一つ一つ楽しんでがんばりましょう!
西岡

■□■ 何もしてないのに疲れる…頭の中を『瞑想』でリセット! ■□■

「何もしてないのになんか疲れる」
「しっかり休養をとっているつもりなのに、なぜかいつもだるさを感じる」
「このだるさ、この疲労感、これがなければもっと積極的に生活できるし、ものすごく
楽なのにな…」

多忙な毎日を送る大人なら、誰でも一度は経験があるかもしれません。

きちんと休むのも大人の仕事の一つ。だからちゃんと休日を取って休むようにしているのに、
だるさ、しんどさが濡れた服でも着てるみたいにいつも付きまとってる…

でも、本当に休めているのでしょうか?

体はきちんと休んでいる間でも、頭の中は仕事やおうちのことでいっぱいいっぱい!
フル活動!ということはありませんか?

心と体はいつも同時進行、というわけではありません。

特に、まじめな人はまじめであるほど、休息することをよしとせず、ただ横になって
休んでいるときも懸命に思考をめぐらせます。

むしろ、体の休息をとっていることに罪悪感を感じて、せめて思考だけは働かせようと、
いつも以上に必死で考えてしまっているかもしれません。

思考をお休みさせるってすごく難しいことなんですよね。

そんなとき、ぜひ試してもらいたいのが『瞑想』です。

いわゆる『瞑想』とは、座禅を組んで、呼吸に集中して、一定の時間何も考えずに過ごすこと。


お寺や趣味の施設、専門家に教えてもらって行う本格的なものもありますし、ヨガや ピラティスに取り入れられていることも多くあります。

でも、ご自身のお部屋で、気楽に行うこともできます。

ソファや椅子にだらんと座ってもいいし、ベッドに横になってもかまいません。

目を閉じて、ゆっくりと呼吸を繰り返す。自分の体の中に取り込まれたり、吐き出されていく、
その空気の流れだけを感じて、頭の中を空っぽにする…


「頭の中を空っぽにすること」がもしも難しければ、アロマやお香などを試してみてください。


お部屋の空気に、あなたが大好きな香りを漂わせます。

その香りを吸気(息を吸う)ときに取り込み、呼気(息を吐く)ときには、自分の中の雑念や
疲労、汚れたものを一緒に外へ連れ出してもらうイメージです。

呼吸に香りで色付けをすることで、より呼吸に集中することが出来、さらに雑念を思考を
追い出すことが出来ます。


香りを使った瞑想、ぜひお試しください。

西岡


■□■ 『若返りの薬草水』ハンガリアンウォーターを作ってみました! ■□■

ハーブ(薬草)は古来から、医療に、美容に、さまざまな恩恵を人々にもたらしました。
今回の新型コロナウイルスの問題では、効果が確実で迅速な現代医学が素晴らしい効果を
あげています。

17世紀にヨーロッパでペストが大流行したときには、ローズマリーなど、抗菌効果を持つ
ハーブをお酒に付け込んで、治療薬や消毒薬として使っていたようです。

ローズマリーは本当に使い勝手のいい薬草なのですが、有名なのは「若返りの水」の材料で
あるということ!

「若返りの水」…=「ハンガリアンウォーター」と呼ばれる古い歴史を持つ化粧水です。

アロマテラピーを行うには必須の知識で、私が担当しているアロマの授業での参考資料にも
なるので、それに自分のアンチエイジングのために!

作成してみました('◇')ゞ

【 材料 】
<< ドライハーブ >> 〇ローズマリー:10g
〇ペパーミント:10g
〇ローズペタル:5g
〇レモンピール:5g

・精製水:200ml
・無水エタノール:100ml
・ガラス瓶(煮沸消毒すること)

※精製水や無水エタノールはドラッグストアで、ガラス瓶は100円均一のもので十分です。


材料をガラス瓶に入れ、冷暗所(冷蔵庫で可)一か月漬け込みます。
ときどきシェイクすることも忘れずに!

そして一か月後。


ガラス瓶の中身をガーゼでこします。

ガーゼには漬け込んだあとのハーブが残りますが、こちらは入浴剤としてお風呂に入れると
とっても香りのいい「アンチエイジング風呂」を楽しめます。
image 出来上がった抽出液を精製水で15~20倍濃度に薄めて化粧水が完成  

保湿力がもっと欲しい!というときは、グリセリンを混ぜたり、精製水の代わりに無香料の
市販の化粧水で薄めたりしてみても。


上が市販の化粧水を使って薄めたもの、下は精製水を使って薄めたもの。
100円均一のスプレーボトルを使用しています。

スプレーすると、皮膚がひんやりするとともにローズマリーの香りがふわっと広がって、
清涼感があります。夏向きの化粧水ですね!


「ハンガリアンウォーター」を使った72歳の女王はすっかり若返り、隣国の20歳の王子に
求婚された、とも…

ハーブやアロマは、知識だけでなく、毎日利用して、その素晴らしさを体感することが大切ですよね!

西岡

■□■ けっこう身近!? 食べ物への依存症! ■□■

1 特に食べたくないけど、まだまだ食べちゃう。
もうお腹いっぱい!はちきれそう!

それなのに、チョコレートをちょこちょこつまんで口に入れてしまう。

夕飯を食べてあとは眠るだけなのに、なぜか菓子パンを食べてしまう。

おデブまっしぐらだと分かっているのに、ついついやってしまうこの悪習慣。

お腹が減って何かを食べたい、という気持ちとは違います。「食べる」という行為がしたい、
「味」という刺激が欲しくて食べてしまっている方もおられます。

もしかしたら、満ち足りていないのは、お腹ではなく、気持ちの方かも…?


2 人間が持つ「生理的(病的ではない)な欲求」
食欲、睡眠、性欲、排せつ。

人間の生理的な欲求にはいくつかあり、それを満たさなければ健康を損なうこともあります。

この中で、最も簡単お手軽に、場所もタイミングを選ばずに出来るのが「食べること」ではないで
しょうか。


人間は欲を満たすと、とても気持ちがよくなります。


「食べる」ことは簡単に「気持ち良く」なれてしまうし、「欲が満たされ満足感が得られる」方法
である分、コントロールが効かなくなってしまうのかもしれません。

「満たされた」という満足感も大切ですが、むしろ「満たしているその瞬間」の快感が強いのだ
と考えられます。

必要以上に食べてしまっているとしても、健康や美容の面から問題がないようなレベルなのだったら、
まだ慌てて対処しなくても大丈夫です。

私が心配になるのは、

・短期間で一気に体重が増えてしまっている。

・食べ過ぎて口内炎が出来てつらい。

・お肌が荒れてしまっているのにまだまだ食べてしまう

などの状態です。

では、どうしてこのような「食べ過ぎ」に陥ってしまうのでしょうか。

3 ストレスを発散したい!!

やはり、一番に考えられるのはストレスだと思います。

この記事を読んでくださっているのは、学校に通っていたり、お仕事を持っていたり、
家庭で育児や介護を請け負ったりされている方が多いと思います。

そういった社会生活を営んでいると、自分の思うとおりに事が進まず、やりたいことが出来ない
というストレスを感じてしまうことがありますよね。

軽度なストレスは、人間の成長に必要だという側面もありますが、ストレスによって心に少しずつ
傷を受けたり、イライラや怒りの感情をこらえ続けたりすると、その「傷」を癒すため、
「イライラ」や「怒り」を発散するため、人は行動を始めます。


健やかなストレス発散の方法を選択できれば問題ないのですが、「食べること」はお手軽に、
短時間にストレス発散が可能なので、ついつい食べ物に手が伸びてしまうのです。

また、自分がストレスを感じていると気づいてない方もいて、そういう場合は

「ストレス発散しなければ」

とすら思わないでしょう。それでも胸の内に抱えた不愉快を解消するため、確実に、簡単に
気持ちがよくなれる「食べる」行為に走ってしまうのだと思います。

その気持ち良さを知ってしまうと、人はなかなかその行為をやめられないもの。

抱く必要のない「幻の食欲」に振り回され続けます。

何だか依存症にも似た様相を呈してきます。


4 頭のなかで何が起きているの?
依存症に似ている、とはいっても、客観的に見れば「ただ何かを食べているだけ」なので、
なかなか問題視されません。

でも、当人には分かるはずなのです。

私は、解決するべきストレスを抱えてるんだ……ということに。

食べるのをやめることに焦点を当てず、ストレスの正体を明らかにして、解決していくのが
最良の選択だと思います。

また、他にもストレス解消の方法を持つこと!

スポーツでも海外ドラマを観ることでも何でもいいですが、私のおすすめは「自分磨き」!

メイクやヘアスタイルを一新してみる、というのはいかがでしょう?

ネイルに凝るのも楽しいと思います。これからはサンダルの季節なのでフットネイルも素敵だし、
フットなら多少攻めたデザインにも挑戦できますよね?

また、エステサロンなどで、他人の手に触れてもらうのも気分転換になると思います。

当サロン『眠りのサロン立夏』では、オールハンドのスタイルを採用していて、
おうちでストレスケアにも使えるアロマスプレーなどのお渡しも。

ご自分に合ったストレス解消の方法、癒しの方法をこの夏ぜひ、探してみて下さい。

くれぐれも「幻の食欲」に振り回されたりされませんように……!

西岡

■□■ エステタオルへのこだわり! ■□■

『眠りのサロン立夏』セラピストの 西岡利子 です。

エステサロンはどこも、お客様をお迎えするため、たくさんタオルを使います。

ベッドに敷く大きなバスタオル、お顔を拭いたり、髪をつつんだりするタオルなど…

タオルはお客様のお肌に直接触れるものなので、絶対にこだわりたい!と
思っています。
特に、蒸しタオルはタオルの質で気持ちよさ♪が変わってしまうので、これ!というものを
選びたい!

とにかくまずは自分で試さなければ、とオーガニックコットンのタオルなどあれこれ自分で
試していました。

image
オーガニックコットンのタオルは、タオルなのにもっちりとしているのが特徴です。

肌辺りが柔らかくてとてもまろやか。
人の肌に感触が似てるような気がします。
タオルなのに不思議ですよね…

image
こちらはニトリのタオル。
ごく普通の、自宅で使うタオルですが、デザインや色合いがぱっきりとしているものが多くて、
見た目が楽しいです。
感触や手触りにも安心感があります。
普段使い用なので、おうちにいるようなリラックスした気持ちになるのかも。

そしてこちらが『今治タオル』です。

愛媛県今治市の名産品で『世界が感動したジャパンクオリティ』と
言われている優れもの。

image
『今治タオル』のHPを見ていたら、ブランドの厳格な基準が記してありました。

~タオル片を水に浮かべたとき、5秒以内に沈み始めるかどうか。今治タオルの最大の特徴で
ある「吸水性」を保証するため、産地で独自に設けた品質基準のひとつです。

このような基準を満たしたものだけが、今治タオルのブランドマークをつけることができるのです。

清潔感の高い「純白」。
手触りはさすがのこだわりで、なめらかですべすべです。

厚みはそれほどはなく、持ったときに軽いのですが、ふっかふか。生地に空気がたくさん含まれ
ているのが分かります。
なので、濡れた肌の水分も瞬時に吸い込んでくれます。


美しく、清潔で、機能的。
そして、どこか懐かしい気持ちになります。
素朴で生真面目、という日本人の気質が現れた逸品

それぞれのタオルにそれぞれの特徴があります。 使っているときばかりの問題ではなく、洗ったらどう変わるか、干し方によってどう変わるか?
  ということもチェックしないといけません。


『立夏』ではタオルの特徴に合わせて、お客様にご使用いただいています。

西岡

■□■  忙しいとき、真っ先に犠牲にしがちなもの…「睡眠時間」 ■□■

平成28年の「国民の健康・栄養調査」によると、20歳以上の男女で
「睡眠が十分にとれている」と答えたのは男性が29,6%、女性が27%。
「睡眠が十分にとれていない」と答えた人たちはいまだ増加し続けているそうです。

昔から言われてるけど、日本人って本当にあんまり眠らないんですね…汗

『眠りのサロン立夏』に来て下さるお客様や、周囲の人に睡眠時間を尋ねると、
やっぱりだいたい5時間から6時間睡眠。

「毎日8時間以上眠っています」という方はとても少ないです汗

睡眠時間の短さと同じく、日本人の気質でよく言われる言葉の一つに、
「自己犠牲の精神」があります。

仕事とか、お子さんのことや家庭のことをつい優先して、余裕があったら自分が
したいことをして、最後に最低限の時間を睡眠時間に回す…

自分の睡眠時間を削っても、自分しか困らないし、睡眠時間が少なくてもすぐ
に死ぬわけじゃありませんもんね。

それで、忙しいときには一番に睡眠時間を犠牲にしてしまう…汗
「寝ないでやれば何とかなるわ」が毎日続いてしまうのですね。


でもそろそろ、「睡眠」というものを見直してもいい頃だと思うんです。


色んな美容法やダイエット法、健康食品、サプリメントが取りざたされていますが、
その前にまずもっと眠ってみようよ!

と私は思います。

「睡眠」について科学的な研究が進んでいて、「睡眠時間」は犠牲にしていいよ
うなものじゃない、人間にとってとても重要なものだということが分かってきて
います。

それに、週末、仕事がお休みの時に寝坊して長い時間眠った後って、嘘みたいに
体が軽くなって、気持ちも爽快になりますよね。


忙しいウィークディもあんな体と心で生活できたら気持ちいいだろうな~!

何もかも効率的だろうな~!


と思うんです。


「神様は現世における心配事の代償に、希望と睡眠を我々に与えて下さった」
(ヴォルテール)

「生きることは病気である。眠りが16時間ごとにその苦しみを軽減してくれる」
(シャンフォール)

昔の偉い人たちもそんな風に言っていますし!

今夜が無理なら明日の夜から。

今週が無理なら来週から。

「睡眠時間」を最優先にする生活を送ってみませんか?

『眠りのサロン立夏』西岡

■□■ 「美しい朝」を作り出す人たち~モーニングコールの達人 ■□■


『眠りのサロン立夏』西岡利子です。

皆様、寝起きはいいですか?

自分で時間をセットしたスマホや時計のアラームにイラっとしたり、
せっかく起こしてくれた家族に

「もう起きるってば!」

と怒ってしまったり…ゴメン( ;∀;)

「眠る」ことはとても気持ちがいいことなので、それを中断しなきゃ
いけないのはとてもつらいんですよね…

起こされる側ではなく、起こす側の立場でも、上手に声をかけるのは
難しいものです。

ところで、仕事でホテルに泊まった朝のこと。

時計が鳴る前に目が覚めて、
「あー、そろそろ起きないとまずいのかなー。メイク適当にして、
朝ごはん抜いたらあと30分寝てられるかなー」

< とベッドの中でゴロゴロしていたら、室内電話にコールが。

モーニングコールをお願いしたことを思い出し、受話器を取ると、
聞こえたのはてきぱきと快活な女性の声キラキラでした。

「西岡様、おはようございます。モーニングコールでございます。
ご指定をいただきました午前7時でございますので、コールをさせて
いただきました。

お目覚め後のご準備をお願い致します。」

素敵ですよね!

「お目覚め後のご準備をお願い致します」…

ベッドから下りて顔洗って歯を磨いてメイクして着替えて髪やって部屋から出る!

っていうのが私の

「お目覚め後のご準備」。

ホテルに宿泊しているとはいえ、もう慣れたことなので、半分寝ぼけまなこ
でもやることが出来ます。

でも、あんな美声で、きれいな敬語で「お願い」されたら、いつもの
朝のルーティーンがすごく大切なことに思えてしまいます。

なんていうか、自分がとっても素敵な人になったかのような気がした
のです(すぐ暗示にかかるタイプ)。

その朝は、きちんと姿勢を正してメイクをして、ビュッフェでの朝食も果物や
サラダを中心に、「きれいな朝食キラキラ」をいただくことが出来ました。

もちろん遅刻をすることもなく、余裕を見て目的の場所に到着。

すごいですよね、美声のモーニングコール一本で、朝がこんなにもスムーズに
過ごせるものなんですね。

数日前、『モーニングコールの達人』

がテレビで取材を受けていました。

それによると、
「朝一番にお客様とお話しするのがモーニングコールの担当者」。
だから、発声、言葉の選び方、間の取り方の訓練はもちろん、アイロンが
ぱりっときいたおろしたての制服を着て、髪一筋のみだれもないよう
居住まいを整えてお仕事にあたるそうです。

電話では姿は見えないのに!

でも分かる気がする。

朝一番に言葉を交わした人が、不機嫌そうだったらすっごく残念で、
嫌な気持ちになりますよね汗

逆に言うと、私も誰かにとっては「今朝一番に話した人」になるわけで、
誰かの朝を、一日を台無しにしないためには、朝からきちんとしてい
ることはとても大切。

「きちんとしていること」って自分のためだけじゃなくて、思いやりでも
あるんですね。

そして、きちんとした朝のためには、きちんとした夜を過ごすこと。

『立夏』ではそのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

西岡

■□■ 万能のお薬、それは「眠り」 ■□■

『眠りのサロン立夏』セラピストの 西岡利子 です*

お客様に施術をしていても、自分の体調を管理していても思うのですが、
女性の体の調子って本当に難しいですよね。

今は何ともないのに、半日後突然頭が痛くなったり、お腹が痛くなったり。

もっと長いスパンだと、先月は月経痛が全然なかったのに今月はひどかったり、
去年の梅雨はものすごく体が怠かったのに、今年の梅雨はやたらと手足が冷える…

などなど。

それらの不調の原因は、調べてみても分からないことも多いです。

それは、その原因があまりにも些細で、ご本人ですら気づかないからです。

女性の体は本当に繊細で、もともとの体質や生活環境はもとより、何を食べたか、
何時間眠ったか、今日誰かと交わした会話の内容や、気候や時事ニュースも
影響します。

本当にちょっとしたことで体調が揺らいでしまうのですね。

なので、体調不良の理由がなかなか分からないのはむしろ当然で、予防や
対処が難しいこともあるのですが、そんなときでも万能なのが「睡眠」と
いうお薬。

原因がよく分からない体調不良に見舞われたら、市販薬を飲んだりあれこれ
試すのもいいですが、とりあえず時間を作って「睡眠」をとるのが一番です。
中途半端にお昼寝するよりは、真っ暗な部屋で柔らかいお布団にくるまって、
きちんと体と心を休める。

眠っている間、体はどんなお薬よりも的確に、穏やかに、体を癒してくれます。

何にダメージを受けたのか、私たちには分からなくても、体は理解してい
るのですね。

私は東洋医学やアロマ、ハーブが大好きで、気になったものはすべて自分の
体で試していますし、それらの力を本当に信頼しています。

でもそれらは自分の本能と回復力だけに頼って「何もせず眠る」、という
手段をサポートするために使うのがいいのではないか? と思っています。

「睡眠」は人間にとって万能の薬であり、一番の癒し。

手軽でお金もかからないし、心と体の健康に、美容に、一番の方法だと思っ
ています。

そして『眠りのサロン立夏』はその方にとって最上の「眠り」を得ていただ
くこと。

サロンで施術を受けている間に「寝落ち」していただくだけでなく、おうちで
もしっかりと眠れる。そんな心と体を作っていただくサロンです。

このコンセプトをもっともっとつきつめていきたいです。
『眠りのサロン立夏』西岡

■□■ 「ダメな自分」に罰を与えていませんか? ■□■

セラピスト 西岡利子です。

子供の頃から一番の趣味は読書本でした。それが高じて作家になったのですが、
デビューから10数年経った頃、あえなくひとたび廃業してしまいます。

理由を問われると、分かりやすく「病気をしたので…」と答えています。

それは嘘ではないのですが、作家時代に一番きつかったのは病気、というよりは
「不眠」という症状でした。

睡眠障害にも種類があるのですが、私の場合は「入眠障害」。

つまり、寝つくことが出来ないタイプでした。

文章を書く仕事には色々ありますが、私の仕事のメインは小説を書くこと。

一つの仕事で必要な原稿(400字づめとして)は雑誌掲載なら最低120枚程度、
文庫・新書一冊分なら最低180~200枚程度の原稿が必要になります
(出版社・編集部によっても異なりますがおおよそ)。

が、私は超・遅筆でした。

雑誌掲載の初稿でも、一日中休みなく書き続けても二か月はかかる有様。
引く手数多の売れっ子さんならともかく、私程度の作家では芳しくない生産量です。

売れる作家でないならせめてたくさん書かなければ生き残れない、仕事を失くす、
と当時はいつもビクビクしていました。

その上、細かいことにこだわって、昨日せっかく進んだと思った十数ページを削除し、
その日書き進んだ原稿がゼロどころかマイナスになる日も。

私ってなんでこんなに筆が遅いんだろう。

集中力がないからかな。

やっぱり才能ないのかな。

小説家になったのが間違いだった… 毎日毎日そんなことばかり思っていました。

そして、恥ずかしながら私はずっと独身で、そのプレッシャーも強かったのだと
思います。

「自分で自分を食べさせなければ将来誰も面倒みてくれないんだから!!」

毎日悶々と「独身」「失職」「孤独死…」とかそんなことばかり考えて、
一方で原稿はなかなか進みません。

ちょっと寝ようかな、とベッドに入ると、何故か激しい動悸がして眠れない。

ちょっとうとうとしても、すぐに目を覚ましてその度に焦燥感で汗びっしょりに
なっていました。

だんだん、眠るのもベッドに入って横になるのも怖くなり、睡眠薬を常用するように。

当時、私は 眠ってはいけない と思い込んでいました。

まったく仕事がはかどらない自分に眠る資格はない、と無意識に考えていたのだと
思います。

眠ろうとしている自分を、

「悠長に寝てられる立場なの?」

「寝ても状況変わらないよ?」

「寝てる間、一ページも原稿仕上がらないけど、それでもいいの?」

と責めてたんだと思います。

起きていること=仕事をしてる、ということじゃないのにな…汗

こう書くと、私って 真面目で自分に厳しい人なの!

ときには自分を許して、甘やかさなきゃいけないよね! 自分を癒さなきゃ!

という女子力の高い優しい言葉を羅列しそうになりますが、単に自己管理出来ない
アンポンタンということです。

きちんと管理すべき自分の健康を自分で害した無責任な大人、ということ。

もっと言えば、罰を与えることで、自分に厳しくしたと満足しちゃってただけ 
なのかもしれません。

ただ、今一つだけ思うのは、「眠っちゃ駄目!」と冬山で遭難した人みたいな罰を
自分に与える前に、もっと体のこと、健康のことを勉強していれば良かった!

ということです。

眠っている間、脳の中で何が起きているのか、当時の私はまったく知らず、

「眠っているのは死んでるのと同じ」と
すら思っていました。

睡眠の間、人間はただ休養しているわけではありませんよね。眠っている間、
脳には覚醒時よりも活発に活動している部位だってあります。

睡眠時、脳は覚醒時には困難な特別な情報を処理しています。

その処理によって、覚醒時、私たちはスムーズにものを考えたり、何かを作ったり
できるのですね。しっかり目を覚まして仕事をするために、定期的に眠ることも
仕事の一つだとまったく知らなかったんですよね…

今、目の前に入眠障害に苦しんでいた頃の自分がいたら、

あなたの脳には未処理の仕事がたくさん残っている。だから、無理に起きていても
目の前にある仕事が頭の中に入って来ない。

まずは頭の中に残ってる未処理の仕事を終えてしまわなくては。

そのためには仕事だと思って眠るべき。

きちんとそう説明して、眠ることに納得してもらいます。

可哀想、自分に厳しいのね、もっと自分を癒してあげなきゃ、という優しい言葉
だけでは、無知から健康を害そうとしている人を助けることは出来ないです。

その一瞬、疲れている人を慰められるだろうけど、その人の状況はあまり変わ
らないからです。

無知が健康を害することもあれば、正確な知識が状況を打開することもある。

私の場合は「眠ってはいけない」でしたが、「ダメな自分」に罰を与えている方
はけっこうおられます。

「食べちゃいけない」

「遊んじゃいけない」

「楽しんではいけない」

「いつも笑っていなきゃいけない。怒ってはいけない」

「幸せになってはいけない」

などなど…

自分にむやみに厳しいのではなく、甘やかすのでもなく、苦しい罰を与えないで
済む生き方を探していきましょう。

『眠りのサロン立夏』セラピスト 西岡

■□■ 「何しても続かない」!美味しいメンタルの鍛え方 ■□■

まだ三十代初めだった頃、私の悩みはメンタルが弱い、ということでした。

主張が下手、批判に弱い、ということもありましたが、まず根気がなかった…と
いうのは、根性のありやなしや以前に、「自分に自信がなかったから」だと思います。

自分に自信がなく、その判断にも自信がない。

だから一つのことを始めても、その継続に意味があるのかどうか、だんだん分からなく
なってき来てしまい、続けられなくなるんです。

現在は、自分に自信がすっごくある! というほどではないですが、何かを始めたら
継続できるようにはなったと思います。メンタルが以前よりずっと鍛えられたのだ
と思っています。

その「メンタルの鍛え方」!ですが、実は色んなことをしました!

おすすめの方法の一つとしてこちら…

「お料理」です。

「お料理」で、メンタルを鍛えることが出来るんです!

日常のお料理ではなく、少しハードルを上げまして、

「ワンプレート料理」

おしゃれで可愛くて、インスタ映えもしますし、

しかも美味しい!

可愛い見た目にこだわった「女子力高めワンプレート」

節約中の方は「冷蔵庫のあまり物限定ワンプレート」

ダイエット中や筋トレ中の方なら

「ローカーボワンプレート」「高アミノワンプレート」などなど、

テーマを決めて作るのも楽しいです。

なぜ「ワンプレート料理」でメンタルが鍛えられるのかというと…

ワンプレート料理を作るためには、

〇テーマを決めてみる

〇色合いやデザインを決める

〇材料の調達

〇時間と行程をきちんと決めて作る

〇美しく盛り付け←すごく難しい

〇記念撮影などもして…

〇楽しく食べる!

ちょっと面倒くさい工程と、そのあとの「ご褒美」があるんです。

お料理のいいところは、もしも失敗したら、ぜーんぶ食べちゃえばなかっ
たことになるところです。

使ったお茶碗を洗ったら、失敗は跡かたなく消えてしまいます。

「なーんだ、失敗ってこんな程度か…」

という失敗への耐性がつきます。そして、食事をしない人はいないので、
いったん料理に飽きてやめたとしても、いつでもまた再開出来ます。

何よりキッチンで一人作業をしていると、だんだん無の境地に……

体が勝手に動いて刻んだり洗ったり、炒めたり、ほとんど瞑想状態。


1人で山登りをしているときにも似ていて、お料理が終了した頃には
頭の中や胸の内のもやもやもすっきりリセットされていますよ!

そして盛り付けも味付けも計画通り!にパーフェクトに上手く
いったときは本当にすごい達成感です♪

この「成功体験」を繰り返すことが「私ってけっこう出来る!」という自信
につながるのだと思います。

メンタルって些細なことで弱っていくけど、鍛えるときも、些細なことを地道に
繰り返すのが一番の近道じゃないでしょうか。

ワンプレートのお皿ですが、おうちにある大きめのお皿で十分だと思います。

私は100円均一でワンプレート用のお皿を買ったりしましたが、結局は白くて
丸い大きめのお皿が一番使い勝手が良かったです。

西岡利子

■□■ あったか~いオイルでマッサージはいかがでしょう? ■□■

令和初めての秋。そして、4月にオープンした私のサロン、

『眠りのサロン立夏』も初めての秋を迎えます。そして冬。

今日はその準備を行いました。

真っ白のムートンをカウンセリングルームに敷きました。

オープン当初の4月もまだ薄寒い季節だったので、しばらくは敷いていた
のですが、夏場はさすがに暑苦しかったので…

冬に向かう準備をもうひとつ。

『立夏』では寒い時期には施術に使うオイルやジェルを温めて使用します。

人肌に温めたオイルを手のひらにつけ、お客様のトリートメントを始めると、
たいていお客様はくすっと笑いだします。

どうしました?

とお尋ねすると、たいてい、

「気持ちよすぎて笑うしかなかったの( *´艸`)」

とお答えになり、やがて眠ってしまわれます。

お客様が安心して心身を休めて下さっているということ。

セラピストとして、とても嬉しい瞬間です!

オイルを温めて使用すると感触が柔らかくなって滑りがよく、また、お客様の
お肌に浸透しやすくなります。

『立夏』のトリートメントは東洋医学がベース。お疲れなお客様の滞った気を
流したいので、トリートメントもなめらかさが命です。

オイルはすべりが良ければ良い方がいい!

そして、「人肌」ってとっても人を安心させるのだと思います。
トリートメントの手のひらの感触と、オイルのあたたかさ…

初回で最初は緊張されていたお客様も、心から安堵されるようです。

ただ、温めるばかりでは皮膚は柔らかくなりすぎます。

そこで、温めた後は、ひんやりとしたパックで冷却し、皮膚を引き締めます。

夏場はこの「ひんやり感」を重視するため、オイルをジェルに切り替えることも。
オイルは冷やすと固まってしまうため、夏場は使うのに工夫が必要なことも
あります。

東洋医学は季節の変動を大切にしている医学なので、『立夏』のトリートメントも
季節により温度やスピードを変化させています。

季節に対応したトリートメント。ご興味をお持ちの方はぜひ『立夏』にいらしてく
ださいませ<(_ _)>

西岡

■□■ 一番小さな「おもてなし」 ■□■

うちのサロンで施術に使う新しいタオルを下していました。

タオルに一つ一つつけられているタグをハサミで丁寧に切り落としていきます。

これは、「小さなおもてなしの一つ」として、以前勉強させていただいた
エステサロンで教えてもらったこと。

うちのタオル類はすべて今治タオルか泉州タオルです。

タグは小さいですが、何かの拍子に、お客様のお肌にあたるとすごくご不快だし、
エステでお客様が施術を受ける部位は、お顔、デコルテ、二の腕、お背中など
「美しくありたい場所」。

そんなお肌に万一にでも傷をつけると大変です。

というわけで、「タオルを下すときは、必ずタグを切っておくといいよ!」と
先輩のセラピストの方に教えていただいたのです。

バスタオル類はタグも大きいので必ずカット!

サロンのやさしさ、おもてなし、癒しの雰囲気って、インテリアなんかも大切だけど、
こういった小さいことの積み重ねなんだな、と思いました。

私の『眠りのサロン立夏』にも「小さなやさしさ、おもてなし」を
たくさん積み上げていこうと思います。

西岡

■□■ けっこう身近!? 食べ物への依存症! ■□■

歯が砕けてぼろぼろになる夢…

人は毎晩のように夢を見ています。

印象的な夢、ファンタジックな夢、感情を強く惹起するような夢…

夢にはどんな意味があるのでしょう??

現在、生理学的な分野で「夢の意義」への結論は出ていないようです。

「夢は眠っている間、脳が記憶を処理する際に見せる意味のない映像」と
いう説が有力なようですが、なんだかそれこそ「夢」のない話……

私は夢にはもっといろんな意味があるように思います。というか、
せっかくだったらあってほしい!

「夢占い」なんかの本を読んでいるとなるほど、と頷くことも多くあったり
します。中でも、私が度々見る夢があります。それは、「歯」に異常が出る
というもの。

歯が次々に抜けたり、奥歯から粉々に砕けて口の中がじゃりじゃりになったり。
その「じゃりじゃり」も夢の中ではちゃんと感じます。

「どうしよう、こんなに歯が抜けてしまった……」

と絶望するところで目が覚めます。

聞いてみると、色んな方が「私も見たことがある!」とおっしゃいます。

ところで、東洋医学です。

「歯」は東洋医学では「腎」という臓がつかさどるグループに属します。

「腎」は人の生命力や踏ん張りに関わります。体の部位でいうと、腰のあたりを
管理しています。生殖器、泌尿器系。また、鍼灸や漢方では、腰痛治療では
「腎」の概念を使って治療したりもします。

腰は「体の要」と書きますが、肉体的にも精神的にも長期間努力をさせたり、
忍耐強さを発揮させる源にもなります。確かに、人は何かに耐えるとき、
ぐっと歯を噛みしめるものですよね。

「歯」がぼろぼろになる夢、というのは、「腎」が弱っている場合に見るようです。

肉体的、精神的に疲労しているとき、ということでしょうか。

こういう夢を見たら、最低限のことだけしっかり頑張って、しばらくは積極的に
休養を取るべきです。そして、「腎」にいいものをとりましょう!

「腎」を助けるのは、黒い食べ物と言われています。玄米食、黒ゴマ、海藻、
しいたけなどなど。そしてよい睡眠です…

「夢」は無意識からの警告。「なんか変な夢見たな―」と受け流さず、その意味を
時々考えてみるといいかもしれません。

西岡

■□■ けっこう身近!? 食べ物への依存症! ■□■

東洋医学は「法則」の医学。

私は現在はセラピストを名乗っていますが、健康や医療、美容に関する
知識は主に鍼灸師になるための専門学校で学びました。

学校に入る以前は文章(主に小説)を書いて生活していましたが、
その際に心身の病気にかかってしまい、入院して無事に回復したけど、
仕事の規模も縮小していたのですることがありませんでした…??

じゃあ、病気もしたし、人間の体のことでも勉強しよっかなー、
ついでに国家資格も取れるみたいだし、専門学校にでも行こうかな、と
入学しましたが、当初は、

「半年くらい真面目に通ったら退学しよう。健康になったと納得したら、
周囲も止めたりしないだろう」

と勝手なことを考えていました。

ところが私は半年過ぎても学校をやめることはなく、無事に卒業して
鍼灸師の国家資格を取得するまでに至りました。

よほど勉強に集中していたのか、うつや依存症のフラッシュバックも
起きることもありませんでした。人間の健康と病気、その治療、
そして美容、というものがとても面白かったからです!

中でも一番興味を持ち、熱中したのは東洋医学でした。

ただ、東洋医学については「勉強する」というのとは少し違う気がします。

東洋医学を学んでいる最中、何度も不思議な感覚にとらわれました。それは、

「私は、これをもう知ってる!」

という感覚です。

東洋医学は感性が非常に重要になる医学です。自分が置かれた環境、
そしてその環境から自分の中に起こった感情、それが健康の維持に
つながったり、または病気の原因になったりします。

環境によって、自分の体調がどう移ろうか。四季や居場所によって、
すごく体調や精神状態が良かったり、悪かったりする。あれをすると、
これを食べるとお腹が痛くなったり、頭が痛くなったりする。

人によって何がしかの法則があると思います。
東洋医学はその法則を、ちゃんとした単語で、漢字で、文章で厳密に

表現されています。

つまり、個々人が感じ取っている単位の小さな法則を、人間全般に、
普遍的に医学として使えるよう、大きな法則として体系立てられて
いるのが東洋医学です。

言葉として聞くのは初めてでも、その実質はすでに体感して知っている
ことが多いので、インプットはとても楽なのです。

ただ、「これをすると体調が悪くなる」という法則を実感している方でも、
「それは、こうすると治る」という法則までも実感している方までは
少ないように思います。

病気になるより、治療や手当の方がはるかに難しいからでしょうか。

何事もいったんバランスを崩すと、再びそれを取り戻すのはやはり厳格な
学びが必要なようです。

ずーっと学び、ずーっと勉強。

でもそれがたとえようもなく面白い。病気になんかならなきゃよかったと
思いますが、東洋医学との出会いは私の世界観を変えたのです。

西岡 もちろん、いい方向に♪

■□■ 「トリートメントの仕事って疲れないの?」 ■□■

トリートメントやマッサージのお仕事って、全身運動なので本当!
に体力が必要です。

ボディの前面、背面をもみほぐしたりするトリートメントでは腕力だけでなく、
重心を上手に移動する体幹も必要です。フェイシャルトリートメントは基本的に
座って行うので体力の消耗はボディに比べると少ないですが、お顔はお客様の
お体以上に繊細な部位なので、神経を最大に使います。

うちの施術室はほぼ真っ暗なので、目はけっこう疲れます。肝血虚になるのが心配…

セラピストのお仕事につく前から、私はエステやマッサージのお店に行くのが大好きで、
色んなお店にお邪魔しましたが、とっても気持ちがいいトリートメントを受けながら、
「お店の方は大変だなあ。お客のこちらはとっても楽で癒されるけど、癒す方はきっと
疲れるだろうな」と申し訳なく思っていました。

ところが、思いもよらず「癒す方」になって知ったのですが、意外にもトリートメントに
よる疲労、というのは少ないです。『立夏』がボディの施術はしていないから、
というのはもちろん理由の一つかもしれませんが、最大の理由はお客様が心から
リラックスして癒されていて下さると、セラピストのこちらも癒されるからです。

専門的な用語とか、スピリチュアル的な言い回しとかが多分あるのだと思いますが、
単に安心して寛いでいる人に触れていると、こちらも安心して寛ぐことが出来るのです。

多分、「上質な癒し」は施術者とクライアントの間で共有されるものなのだと思います。

セラピストになったばかりで、自宅で「おうちサロン」を営んでいた頃は、
お一人のお客様を施術しただけでぐったりと疲れていた記憶があるんですが、
きっとまだ、お客様に最善の「癒し」を提供できていなかったんだな…と猛省する
ばかりです。

もちろん、体力も気力も使うので、一日の営業を終えた後は疲れているけど、
それは決して嫌な疲れ方ではないです。ただ、年齢が上がるとともに、体力・気力とも
に減少していくのが悲しいところなので、やっぱり心身ともに鍛えていかないとなー
と思うところです。

筋トレしっかりがんばって、しっかり眠ろう!

西岡

■□■  ぐっすり眠った朝。爽快、しあわせ! ■□■

昨晩のことです。
ブログを書き終わって、「あー、なんかどうにも眠たい。1時間だけ寝ようかなー」と
ベッドに入ったのが22時。

そのまま朝まで眠るべき時間ですが、やっておかないといけない作業があったので、
目覚まし時計は1時間後にセットしました。

が、何だかんだ目が覚めたのは5時半…

本格的に眠るとまずいから、とカーテン開けっ放しの窓からは白々と朝陽が差し込んで、
明るい部屋のベッドの上で呆然とする私。こりゃ今更起きたってどうしようもない。

もうこのまま寝よう…とまた眠って、起きたら9時半でした。

結局、12時間近く眠ってしまったのです…

しかし、やるべきことが何も終わってないにも関わらず、体の上、気持ちの上では

超・すっきり!

頭の中がクリアで、気力も充実していて昨日残してしまった作業もあっという間に
終えてしまえそう。そして、そばの手鏡を見て驚きました。肌が!白い!おまけに
子供みたいにすごい張りで持ち上がってる…!!

ああ、やっぱり眠るってすごいな~!

最近よく耳にする「睡眠負債」という言葉。この「負債」を一気に返済したんだな、
と思いました。

「睡眠負債」とは、睡眠時間が不足した日が続くと、その不足分が借金のように
積み重なってその人の健康的な生活に不調をもたらすもの、として考えられています。

1日2時間睡眠不足の日が10日続くと、20時間分の「睡眠負債」を背負うことに
なります。
お金の借金なら、直接体を害することはないですし(心の負担になることはあっても…)、
忘れていられる瞬間もありますが、睡眠負債は24時間常にその人の心身を脅か
し続けます。両肩、背中にずーーーーっと思い荷物をつけて生活しているようなもの。

私はこの「睡眠負債」を12時間眠ったことで一気に返済したのかもしれません。

ただ、長期間かけて出来上がった「睡眠負債」は長期間かけてその人を蝕んでいるので、
一晩ぐっすり眠ったからといって体調が一気に回復するものではありません。

「子供みたい! 透明感~!」と喜んでいた私の肌も、数時間経つと平常運転に…がっかり。

心にも体にも、理想なのは毎日十分に眠って、「睡眠負債」を一切背負わない生活ですよね! 

『眠りのサロン立夏』セラピストの私。

『眠り』の名前にかけて、負債のない生活を送ります!

西岡

サロン情報

サロン名 眠りのサロン立夏(Nemurikka.)
住所 〒590-0014 大阪府堺市南田出井町3-4-5
電話番号 072-377-6385
メールアドレス info@rikka.org
Line @nemurikka
Instagram nemurikka