ハーブで「若返りの水」を作ってみました!
ハーブ(薬草)は古来から、医療に、美容に、さまざまな恩恵を人々にもたらしました。
今回の新型コロナウイルスの問題では、効果が確実で迅速な現代医学が素晴らしい効果をあげています。17世紀にヨーロッパでペストが大流行したときには、ローズマリーなど、抗菌効果を持つハーブをお酒に付け込んで、治療薬や消毒薬として使っていたようです。
ローズマリーは本当に使い勝手のいい薬草なのですが、有名なのは「若返りの水」の材料であるということ!
「若返りの水」…=「ハンガリアンウォーター」と呼ばれる古い歴史を持つ化粧水です。
アロマテラピーを行うには必須の知識で、私が担当しているアロマの授業での参考資料にもなるので、それに自分のアンチエイジングのために!
作成してみました。
【 材料 】
ドライハーブ
ローズマリー:10g
ペパーミント:10g
ローズペタル:5g




精製水:200ml
無水エタノール:100ml
ガラス瓶(煮沸消毒すること)
※精製水や無水エタノールはドラッグストアで、ガラス瓶は100円均一のもので十分です。
材料をガラス瓶に入れ、冷暗所(冷蔵庫で可)一か月漬け込みます。
ときどきシェイクすることも忘れずに!
ガーゼには漬け込んだあとのハーブが残りますが、こちらは入浴剤としてお風呂に
入れるととっても香りのいい「アンチエイジング風呂」を楽しめます。
出来上がった抽出液を精製水で15~20倍濃度に薄めて化粧水が完成

保湿力がもっと欲しい!というときは、グリセリンを混ぜたり、精製水の代わりに無香料の市販の化粧水で薄めたりしてみても。
上が市販の化粧水を使って薄めたもの、下は精製水を使って薄めたもの。
100円均一のスプレーボトルを使用しています。
スプレーすると、皮膚がひんやりするとともにローズマリーの香りがふわっと広がって、清涼感があります。
夏向きの化粧水ですね!
「ハンガリアンウォーター」を使った72歳の女王はすっかり若返り、隣国の20歳の王子に求婚された、とも…
ハーブやアロマは、知識だけでなく、毎日利用して、その素晴らしさを体感することが大切ですよね!
『眠りのサロン立夏』西岡