お味噌汁で入院中のことを思い出した

アルコールであれ、処方箋薬や他の依存症であれ、入院して治療を行う際には精神科病棟に入ることが多いです。

もう何年も前のことですが、その頃の生活を思い出すことがあります。今日も、マルコメから出ている「タニタ食堂の味噌汁」というインスタントのお味噌汁を飲んでいて、ふと思いました。

入院中に出たお味噌汁の味に似てる…笑

お塩の味がほとんどしません。代わりにお味噌の味がはっきり分かるのでこれはこれで美味しいし、健康的な味だと思います。

でも退屈な入院中は食事くらいしか刺激がなくて、

「体の病気じゃないから、食事なんかなんでも食べたらいいはずなのに何でこんなに味が薄いんだ」

とブーブー愚痴ったりしていました。

依存症患者の私たちだけど、体は健康なのに~!好きなものを好きに食べたい!と思っていたわけです。

そして現在、健康や医療の勉強をしていて気づいたのですが、精神科病棟とはいえ、やはり「好きなものを好きに食べる」というわけにはいかないですよね。

優先しないといけないのが依存症の治療であっただけで、体が健康だったかといえばそうではなかったのだと思います。特に、解毒を行う肝臓を中心に、消化器にはかなりのダメージを受けていた人がほとんどだったはず。

依存症の人は、入院するまで依存物質のことしか頭にないので、食事なんてめちゃくちゃだったに違いないのです。私の場合は味覚がおかしくなっていたらしく、何を食べても味がほとんど分かりませんでした。

そして、とても大切なこと! 心と体は切り離せるものではありません。心の具合を治すために入院している以上、体へのケアは必須です。なので、体に優しい食事、というのは入院中にも外せない要素だったなあ、としみじみ思います。

退院して、健康になった今も同じ。

心を元気にしたいなら体を元気にすることが絶対に大切です。

もちろん、入院中には先に体の方を優先しないといけない方も大勢いました。私が入院して2日目の夜中、男性が緊急に運び込まれ、ICUに入ったな(入院して5日くらいは閉鎖病棟に入院させられ、ICUはその中にあった)と思ったら、そのまま亡くなったと朝になって知らされました。

大変な場所に来てしまったと思ったし、自分は大変な状況にあるらしいと悟った出来事でした。

西岡

夏も冬も生野菜はほとんど出されませんでした。食中毒の恐れがあったからでしょうか。出たのはトマトくらい?

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